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話題のスイーツ「マリトッツォ」はタピオカミルクティーを超えるか?

話題のスイーツ「マリトッツォ」はタピオカミルクティーを超えるか?:画像

数日前にぼぉ〜っとマリトッツォを食べながら「コレって流行ってるのかなー」と思ったので調査してみることにしました。

まずは「マリトッツォ」の説明から。

マリトッツォは、イタリア発祥の伝統的なお菓子(デザート)です。

ブリオッシュ(パン)生地に生クリームが挟んであり、松の実やレーズンを挟むこともあります。

イタリア発祥の伝統的なデザート。パン生地に生クリームを挟んである。

写真とだいたいの文章はウイキペディア

 

日本ではコロナ禍のステイホームに2020年春ころから目にするようになりました。

真っ白いクリームに彩鮮やかなフルーツを添えたりするインパクトに押されて、国内でもマリトッツォが浸透していきました。

また写真映えすることからSNSで話題になって広まっています。

パン生地がベースなので、主にパン屋で販売がはじまり、カフェ、レストランでも提供していったということです。

2021年にはコンビニスイーツで販売が始まるなど、じわっと広まってきました。

 

先日わたしも話題に乗って買ってみました。

by壱岐産業の近所のセブンイレブン スイーツコーナー230円 248キロカロリー

あまりにもナナメってる姿に↑「買ってよ」と呼びかけられているような錯覚に陥りついつい買ってしまいました。

真っ白の生クリームはほのかにストロベリーの風味と味がして、食べ進めるとベリーソースを発掘することが出来ました。

ほぼ生クリームで構成されているので、安っぽい材料だったり冷蔵がテキトーだったりするとすぐに胃もたれしそうです。

素材の良さと保存環境の良さがモノを言いそうな商品です。

 

「イノベーター理論」とは

ここではどれくらいの広まりを見せているのかを知るために、弊社の勉強会(壱岐大学)でしばしば社長が話に挙げる「イノベーター理論」を採用します。

以下、ざっくりテキトー説明です。

イノベーター
→革新者と呼ばれすぐ飛びつく新しい物好き。スマホなら5Gが出たらすぐ買うタイプ。対象エリアなど使えるかどうかはあまり関係ない。

アーリーアダプター
→イノベーターほど積極的ではないけれど流行に敏感でひとまず情報を集める。オピニオンリーダー的存在。良さそうな新規プランがあったら積極的に検討採用する。

アーリーマジョリティ
→新しい技術や商品の採用には比較的慎重。スマホの買い替えは最新型である必要はなくむしろ型落ちの方が安心していられる。

レイトマジョリティ
→より慎重でむしろ懐疑的。スマホの調子が悪くなったら買い替えるよりも、電池を交換するなどしてなるべく変化のない方を選ぶ。

ラガード
→流行には流されず周囲が採用しても静観していることも多い。ガラケーを今でも大事に大事に使っているタイプ。もしくは自分は不要と言って非携帯、もしくはそもそも所有しない。

スマホを例にしましたが、対象物や対象者、年代や社会背景などによって回答は変化していきます。

 

んで、そろそろ本題です。

社内アンケートのほかに、個人のTwitterでアンケートを取ってみました。

Twitterの機能上、質問項目はかぎられています。

ご協力いただいた17人のみなさま、ありがとうございました。

マリトッツォを知ってはいるが実際に食べたことがある人は22%となりました。

インスタグラムからブームの火がついたことを踏まえると、年代別性別も判断材料にしたいところですが、今回はそこまで踏み込んでいません。

初めて食べたのが今年が2.9%ということを踏まえると、コンビニスイーツなどで扱い始めた8月以降に初めて食べる人が増えていくだろうと予想します。

20年4月頃からブームとなり21年8月時点で現在進行形の商品について判断をするのは難しいのですが、認識されているのは確かです。

 

ここからタピオカミルクティーとの比較検証です。

タピオカミルクティーと一概に比べられない大きな要因としてコロナ禍があります。

若者が集まる場所(原宿など)で広まっていったこと、手に持って歩くことで広まっていったタピオカミルクティーと食卓やカフェ、レストランで食べるマリトッツォがどこまで広がりを見せるのかは一様に比べられませんが、マリトッツォの方が広がる要素が少ないことは言えます。

アンケートには「今後食べてみたいと思っている」人が7割いるので、見た目の派手なスイーツにあまり縁がない層にもコンビニスイーツコーナーなどでじわじわと広がっていく可能性があります。

ところが、見逃せないのが「生クリーム苦手層」。実際にTwitterでもコメントがありました。「そもそも生クリームがダメ・・・」

 

おしまいに

タピオカミルクティーのように外で人様に見せて消費する商品ではないことから、年代性別に関係なくひろまっていくのは時間がかかる。

一定層の生クリーム苦手層を見逃してはいけない。

タピオカミルクティーの雨後の筍のように店舗が急激に増えていない。

これらのことを踏まえると、「どいつもこいつもマリトッツォ」には至らないに違いない。

その大きな根拠は「私がなんとなくそう思うから!」です。笑。

 

弊社では午前と午後に、1日2回おやつタイムがあります。

近々おやつタイムで食べる日がありそうです。

マリトッツォが大ブームになった暁には、弊社の消費が後押ししたのは言うまでもありません。

 

 

以上、長文をお読みいただきありがとうございました。もう、お腹いっぱいですね。

2021.08.21:[スタッフ眼ヂカラ養成ブログ]

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