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ハモコミ通信2013年8月号

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今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。


 

◎ 見えない教育

 自分の仕事振りや口調が、共に働く先輩や上司に似てくるといったことはないでしょうか。それは一般的にいって、四つの種類があるといわれます。

 新人教育のように意図的に仕事のスキルなどを教え導くことを「教化」、尊敬する先輩の姿を積極的に真似る「模倣(もほう)」、上司や経営者の強い願いが部下や社員に浸透する「感化」などが挙げられます。

 そして教える側も教わる側も、まったく意図しないで成り立つ教育が「薫化(くんか)」です。冒頭の一例も、この機能が働いたとみることができるでしょう。

 薫化は、いわば見えない教育です。それによって、会社独特の空気、社風、企業イメージといった、企業の見えざる価値が作り出され、継承されていきます。

 見えないものだからこそ、後につないでいく難しさはあります。しかしそれだけに、作り出された価値は非常に高いものといえるでしょう。

「部下や後輩にどのような影響を与えているだろうか」と自らの言動を見つめ直し、良き影響を与え合う職場人でありたいものです。

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 仕事ぶりや口調というのは、その人の習慣そのものですから、付け焼刃でどうこうなるものではありませんね。良き影響を与え合う職場人として、常に習慣を磨くこと、時には客観的に自分を眺めてみること、が必要なのでしょう。特に上に立つ人は心しておきたいですね。

 


 

◎ N氏はカエルが苦手

 N氏が仕事から帰ると、玄関の入り口にオタマジャクシが大量に水槽に入っているのが目に留まりました。N氏はカエルが大の苦手なのです。

 <息子の仕業に違いない>と確信したN氏は「すぐに逃がしなさい」と叱りました。しかし、小学二年生の息子は「絶対に嫌だ」と一歩も引こうとしません。

 オタマジャクシが成長してカエルになることを想像したN氏は、息子を怒鳴りつけますが、息子も負けじと応戦するのです。

 結局、その場は決着がつきませんでした。その夜、一連のやりとりを見ていた妻から、胸に突き刺さる一言を言われました。

「たとえ子供でも、最初から頭ごなしに言われるのは嫌なものよ。あの子も一所懸命捕まえたのだから、いっぱい取れたねと一言褒めるのが先でしょ」。<大人気ないことをしたものだ>とN氏は、その日は一睡もできませんでした。

 職場でも部下に同様の態度を取っていたN氏。一所懸命仕事をしている部下に「いつも助かるよ」の一声もかけていない自分を思い知ったのでした。

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「いっぱいとれたね」そのひと言がすんなりと自然に、しかもいつも出てくるようになれば本物ですね。なかなか本物への道は険しいなぁ。

 

新人 大下諭司 です

 6月に入社した大下です。生まれも育ちも東北です。

 趣味は、楽天イーグルスの応援と旅行に行くことです。楽天に関しては、現在19試合応援に行って14勝5敗の成績です。今年は30試合以上応援に行きたいと考えております。今年の夏は「東北グリーン」といった緑のユニホームを着て球場で応援しております。

 旅行に関しては、あまり行ったことがない土地に行くよう心掛けてます。最近は大阪に行ってきました。年内、札幌と福岡に行くのが目標です。HPのスタッフレポートに掲載しておりますので、時間がある方はご覧頂けると嬉しいです。

 担当は、秋田・山形・新潟になりますが、会社にいる時は電話にも出ますので、よろしくお願いします。まだまだ未熟ですが、一生懸命頑張りたいと思いますので是非大下を覚えてください。

2013.09.01:[ハモコミ通信2013]

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