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ハモコミ通信2006.2

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素敵な・・・        


 知人からいただいた寒中見舞いに綴られていた詩をご紹介します。お父様が亡くなったとき、その友人が贈ってくれたのだそうです。

 この知人は、きっとこの詩によって少し心が癒されたのでしょう。そして、自分以外にも親しい人を亡くされた方がたくさんいるだろう、と考えたのでしょう。友の心遣いを単に自分の慰めとするだけじゃなく、あいさつ文に添えて送ってくれたというわけです。

 詩の素養などまったくありませんが、この詩は実に共感できました。風になったり、光になったり、雪や鳥や星になる・・・。そんな風に思えたら、本当にそう思えたなら、癒されそうですね。私たちが住んでいる自然豊かな北の大地にぴったり似合う、そんな詩だなぁ、とも感じました。

 お互いの気遣い合いについても感じ入ったのでご紹介させていただきました。

(※後で調べたら天声人語などでも紹介された有名な詩のようで、本・絵本・CDもあるとのことでした)



千の風になって

私のお墓の前で泣かないでください
そこに私はいません
眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

秋には光になって 大地にふりそそぐ
冬にはダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で泣かないでください
そこに私はいません
死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

 新井満訳(原文は英語 作者不詳)

2006.02.01:[ハモコミ通信2006]

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