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ハモコミ通信2007年9月号

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ものごとのとらえ方・言葉の使い方・ 体の使い方 その5
            
    

 今回は、表題にある3つの感情コントロール手段のうち、前回に引き続き、ものごとのとらえ方について、ベストセラー「名言セラピー」という本の内容を引用しながら考えてみたいと思います。
 
まず最初に、この本、もしまだお読みでなければ、おススメ度120%です。あっという間に3冊読めちゃいます。
 
 筆者の基本姿勢は、「ものごとのとらえ方を変えるだけで、3秒で人生は変わる」です。正確に言うと、言葉を使ってものごとのとらえ方を変える、というものですし、体の使い方も紹介されていますので、表題の3つ丸ごと含んだ本だということに気づきました。
 
 しあわせは、「なるもの」ではなく、「気づくもの」。それを豊富な事例とともに伝えてくれます。筆者の独自体験や独自の考え方というよりは、筆者が聞いた読んだりしたものを、「名言セラピー」というタイトルの元に大集合させたのです。ですから、この本を引用することは、情報の2次利用となってしまいますが、いいものはいい、のでご勘弁を。
 
 今日という日・・・。「あなたがくだらないと思っている今日は、昨日亡くなった人が、なんとかしてきたかった、なんとしてでも生きたかった今日なんです」   どうです? いきなり重かった?
 
 次はエジソンの話。彼は、ランプを発明するのに5000回も失敗したそうですが、その5000回の失敗で、「この組み合わせはうまくいかないということを発見した」と語っています。つまり、経験には2種類しかないってことです。成功の経験と、学びの経験。「失敗」という経験はないのです。
 
 最後は妻と、或いは主人と価値観の違いで悩んでいる方に対して、心理学者が語ったひと言。「両親の価値観の違い。それは子どもにとっては選択肢が増えたことを意味します」 つまり、両親の価値観が違うと、子どもは2つの価値観から自分に合うものを選べるのです。 そうか!! 両親とも同じ価値観で、それしか親が認めないとしたら、その考えに子どもが同意できなかった場合、家庭に逃げ場がなくなります。もちろん、価値観が同じだとよくない、ということではありません。 いかがですか?

2007.09.01:[ハモコミ通信2007]

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