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ハモコミ通信2007年5月号

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ものごとのとらえ方・言葉の使い方・ 体の使い方
                   
             

 自分の「気持ち」。ありもしないことをあれこれ想像できるというのは、人間だけに与えられたすばらしい贈りものです。でも、もてあましてしまうこともしばしばしますね。普段の生活をよ〜く分析してみると、すべての活動が気持ちのコントロールのため、と言えなくもありません。
 
 マーケティングの世界でよく引き合いに出される話。「人は電気ドリルをなんのために買うか?」「それは、きれいな『穴』を買うのです」、というのが一般的な答えです。でも穴はなんのために必要でしょうか? 例えば格好いい「取っ手」を取りつけて、奥様やお子様から、「パパすごいね」ってほめられたい、のかもしれません。あるいはそのときのなんとも言えない清々しい気持ちを味わいたいから、かもしれません。いずれにしても電気ドリルは自分の気持ちを高めてくれる道具なのです。
 
 電気ドリルの作業のように、仕事をとおして相手から感謝される、あるいは自分自身達成感を味わうっていうのは、気持ちの上で一番いいパターンです。しかし、これには時間がかかったり、人によって場合によって、できることとできないことがあると思います。いつでもどんなときでもすぐにできる気持ちのコントロール法はないか? 意識してやっているかどうかは別として、人それぞれに無数の方法で実践しているわけです。それらを私なりにグループ分けしたのが以下の図です。
 
 大きく分けて、副作用のない方法と、ほどほどにしないと副作用がでてしまう方法があるということに気づきました。
 
 実際にはこれら6グループを適宜組み合わせてやっていらっしゃるとおもいますが、どちらかというと、副作用なしのグループの方法について、あまり意識していない人も多いのではないでしょうか?
 
 そんな思いから、前回は体の使い方について、とりあげたというわけです。
 
 次号でもう少しこの点についてお話させていただきますね。

2007.05.01:[ハモコミ通信2007]

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