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Bリーグがド派手開幕!川淵初代チェアマン「ほとんど90点」

Bリーグがド派手開幕!川淵初代チェアマン「ほとんど90点」:画像

9月22日、男子プロバスケットボールのBリーグが、国立代々木競技場でのアルバルク(A)東京−琉球ゴールデンキングス戦で開幕しました。NBLとbjが統一されて迎えた歴史的一戦は大接戦となりました。9132人の大歓声の中、A東京が80−75で琉球に競り勝ちました。Bリーグが掲げる「夢のアリーナ空間」の未来図を示すような演出と、両チームの激闘でバスケット新時代は幕を開けました。

どちらに転ぶか分からない展開に、アリーナの興奮は頂点に達した。昨季NBL勝率1位のA東京と、bjリーグ王者琉球。第4クオーター(Q)残り1分32秒、A東京は3点差まで迫られた。しかし、元NBAプレーヤーのギャレットが冷静にボールを運び、相手の焦りを誘った。 残り1分を切ったところで、激しいマークで琉球・岸本のトラベリングでターンオーバー、A東京は攻撃権を取り返した。最後は、相手のファウルで得たフリースローを2本成功させ、勝負を決めた。

前評判の高かったA東京のリードに、なかなか会場は盛り上がらなかった。しかし、エリート集団に対し雑草軍団と言われた琉球の追い上げで、一気に熱気に包まれた。終わって見れば80−75という大接戦。大河正明チェアマンは「2つのリーグが1つになったことを、この試合で見せられた」と、開幕戦の意義を強調し、両チームを褒めたたえた。

11年間分裂していた2つのリーグを統一し、Bリーグを創設した川淵三郎・初代チェアマン(79)は目を潤ませていた。23年前、サッカーのJリーグを誕生させ、2つ目のプロスポーツの開幕に立ち会った。

NBAを思わせるまばゆい光と音による華やかな演出と、それに応えるような選手の激闘で最後までもつれた試合。川淵さんは「ほとんど90点。100点とは言えないが、かなりの高得点」とまずは合格点をつけた。

また「みなさん、Bリーグを世界トップクラスに育ててください」と観客に訴えた。そのための方法として「週3回、年間80試合して選手を強化。世界一のNBAに常に5人くらい送り出す。そうなれば世界に冠たるリーグになる」と続ける。最後に「厳しい目で、Bリーグの成長を心から見守ってください」とお願いしていた。

 

私がいろいろと調べていて一番驚いたのは、川淵さんは、79歳!!

だったことです。若くてカッコイイですね。

昨年、国際連盟(FIBA)から無期限の国際試合出場停止の警告を受けて解決できないでいたバスケ協会の理事たちへ「一体、何を考えてんだ!本当に真剣に考えているのか!」と怒っていた姿を思い出しました

<Bリーグの試合>

◆競技人数 試合は5人で行い、1試合のエントリーは12人まで。各チーム外国人3人、国籍取得選手1人が認められている。

◆試合時間 各クオーター(Q)10分ごとの計40分で行う。第2Qが終わるとハーフタイム。

◆得点 通常のシュートが2点。3ポイントラインの外側からのシュートが3点。シュート時に反則を受けると、フリースローが2本(3点シュートの時は3本)与えられ、1回成功するごとに1点が加えられる。

◆オンザコート・ルール Bリーグでは、外国人の出場がQごとに最大2人までに制限される。試合前に、各Qで起用する外国人選手の人数を申告する。日本人及び国籍取得選手の場合は「0」。外国人1人+国籍取得選手の場合は「1」、外国人2人の場合は「2」(この場合国籍取得選手は出られない)。この数字の合計が4Qで「6」を超えないよう、ヘッドコーチは戦略を練らなければならない。

 

 

2016.09.28:[スタッフ眼ヂカラ養成ブログ]

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