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ハモコミ通信2004.9

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パフォーマンスの構成要素 その 4        


 和色という日本独特の色がありますね。江戸紫、瑠璃色、萌葱(もえぎ)色、浅黄色、茜色、鶯色などなど。数年前、和文具ブームがありましたから、こんな色のサインペン等お持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 人が五感を通して受ける情報摂取量の割合で最も高いのはやはり視覚情報です(87%)。ちなみに聴覚7%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚1%と続きます。従って色が果たす役割というのは非常に重要ですね。

 病院の壁の色、ラーメン屋の看板の色、お詫びに伺うときのネクタイの色・・・。使っていい色とダメな色があるのはご存知のことと思います。私の出張用のカバンの中にも、いざという時のために銀鼠色のネクタイが1本入っています。お詫びは真摯な態度と迅速が一番ですが、その際の服装には少し弱そうに見えるグレー系の色が適しているようです。あまり出番がないことを願っていますが・・・。

 黄色は風水で金運として良く知られていますが、コミュニケーションカラーとしても用いられますね。イベント用ジャンパーに黄色がよく使われるのは、親しみを持って話しかけられやすい色だからです。黒や赤のようなはっきりした色は威圧感があり、目的によってはマイナスになる場合もあります。また、頼みごとをするときにも黄色が一番だそうですよ。相手に「助けてやらないと!」という思いを抱かせる不思議な力が備わっているそうです。

 純白の花嫁衣裳は「あなた色に染まります」という意味がかつてあったように思いますが、今はどうなんでしょうね。逆染めがあったりして・・・。


2004.09.01:[ハモコミ通信2004]

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